インスリン負荷試験、インスリン/TRH/LHRH三者負荷試験
適応外
・冠動脈疾患既往
・虚血性心疾患の高リスク(脳梗塞既往など)
・てんかん
用意
・ヒューマリンR 1U/ml大塚生食水
手順
1. カテーテルを留置し、生理食塩水で点滴してルートを確保し、臥位に保つ。
2. 前採血を行い、簡易血糖測定器で血糖測定し、脈拍を測定する。
3. (インスリン/TRH/LHRH三者負荷試験の場合は)TRH 0.5mg (下垂体腫瘍が大きい場合は0.25mg)、LH-RH
0.1mgを5分以上かけて静注する。(頭痛を訴えた場合は複視、眼球運動、嘔気をチェックする)
4. ヒューマリンR 0.1-0.2U/kgを急速静注する。投与後は常に熱感、発汗、眠気、呂律をチェックしておく。
5. 15分後に採血、血糖測定、脈拍測定を行う。必要に応じてヒューマリンRを追加静注する。
6. 22分後に血糖測定を行う。必要に応じてヒューマリンRを追加静注する。必要に応じて採血を行う。
7.
30分後に採血、血糖測定、脈拍測定を行い、血糖が40mg/dl以下になっていれば、症状を見ながら50%グルコース20mlあるいは40mlを静注す
る。
8. 必要に応じて37分後に採血、血糖測定を行い、血糖が40mg/dl以下になっているかを確認し、グルコースを投与する。
9. 45分、60分、75分(グルコース投与が30分以降にずれた場合)、90分、120分後に採血、血糖測定を行う。
判定基準
・ACTHの最大値が50未満の時、ACTH分泌不全症
・コルチゾールが18ug/dl未満の時、副腎皮質機能低下症
・GH
成人
・頂値が1.8ng/ml以下で重症成長ホルモン分泌不全症
・頂値が3ng/ml以下で中等度成長ホルモン分泌不全症
小児
・頂値が6ng/ml以下で成長ホルモン分泌不全症