〇ヘリコバクター・ピロリ感染症

症状
 ・萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
 ・胃癌
 ・特発性血小板減少性紫斑病

検査(症例347)
 ・上部消化管内視鏡検査:RAC (regular arrangement of collecting venules) 陰性
 ・感染検査
  保険適応
   ・内視鏡検査により診断された慢性胃炎
   ・早期胃癌術後
   ・特発性血小板減少性紫斑病
  種類
   ・尿素呼気試験(UBT):最も信頼度が高い。PPIにより偽陰性になる。
   ・便中ヘリコバクター・ピロリ抗原:最も信頼度が高い。
   ・迅速ウレアーゼ試験(RUT):生検標本を使用する。採取部位に菌がいない場合は偽陰性になる。
   ・抗ヘリコバクター・ピロリ抗体:除菌後低下する(文献)。PPIの影響を受けない。

経過:自然除菌される事もある

治療
 適応
  ・慢性胃炎が認められなくても適応
 副作用
  ・一時的に胃食道逆流症が増加する
 方法
  一次除菌
   ・ラベキュア
   ・ボノサップ
    成分:タケキャブ+アモキシシリン+クラリス
    用法:0.5シートx 2回/day x 7日間
    併用禁忌
     ・ケレンディア
    併用注意
     ・アルダクトンA/セララ/ミネブロ
  二次除菌
   ・ボノピオン
  三次除菌:保険適応外
 除菌判定:除菌後4週間以上経過してから行う