症例4

# アマリールによる低血糖
# 便潜血陽性(大腸腫瘍以外)
# 高レニン血症(腎血管性高血圧以外)
# 閉塞性動脈硬化症
# 足白癬

<病歴>
 女性。65歳。糖尿病。高血圧。2年前、両側総腸骨動脈の閉塞性動脈硬化症と診断され、保存療法。歩行100m以内に右脚に疼痛出現するも、以降は長距離歩行可能。自転車では疼痛なし。最近の体重減少なし。痔核なし。便秘なし。下部大腸内視鏡検査の施行歴なし。

<処方>
 ビクトーザ0.9mg、アマリール1mg 朝、カルブロック16mg、オルメテック20mg

<身体所見>
 下腿浮腫(-), 足背動脈:R触知せず/L触知せず, 膝窩動脈:R触知せず/L触知せず, 大腿動脈:R触知せず/L触知せず
 腹部血管雑音(-)

<検査所見>
 ABI:R 0.44/L 0.54
 便Hb 116ng/ml, Hb 13.5g/dl
 レニン 13.1ng/ml/hr, アルドステロン169pg/ml

<画像所見>
 下部消化管内視鏡:大腸憩室
 腹部超音波:腎動脈狭窄なし

<経過>

朝食前血糖
昼食前血糖

Day1
152
117
食事療法開始
Day2
153
137

Day3
145
67(発汗、ふらつき)

Day4
157
123
アマリール中止

入院後しばらくして右足底に小水疱出現(下図)。足白癬の診断。