〇甲状腺クリーゼ

診断基準
 確実例
  ・項目1及び項目2が一つ以上
  ・項目2が三つ以上
 項目
  ・項目1
   ・中枢神経症状:意識障害、不穏、せん妄など
  ・項目2
   ・38度以上
   ・130 bpm以上
   ・心不全
   ・消化器症状:嘔吐、下痢、血中ビリルビン増加

治療
 ・メルカゾール/プロピルチオウラシル
 ・ヨウ化カリウム
  用法
   ・メルカゾール服用1時間後に内服
   ・メルカゾールが効いてきたら(2週間程度)、緩徐に中止する(急激に中止すると甲状腺ホルモンがリバウンドする。ヨウ化カリウムによりメルカゾールの効果が鈍くなる)
 ・ヒドロコルチゾン
  効果
   ・相対的副腎不全の治療
   ・fT4からfT3への変換抑制
   ・脾腫(汎血球減少)の改善
 ・アセトアミノフェン:NSAIDは甲状腺ホルモン上昇のリスクがある
 ・β遮断薬:インデラルは使用しない
  ・オノアクト(【般】ランジオロール)点滴