〇骨粗鬆症

原因
 ・甲状腺機能亢進症
 ・原発性胆汁性胆管炎
 ・ステロイド(症例147)
 ・アリミデックス
 ・Klinefelter症候群

危険因子
 ・近親者の骨粗鬆症

検査
 ・DXA (dual-energy X-ray absorptiometry):20歳未満ではYAM値は算出されない
 ・血清PTH
 ・尿Ca/尿Cre:0.3以上の場合、Caの補充は過剰

治療
 開始基準
  ・原発性
   ・閉経後女性、50歳以降男性で、大腿骨近位/椎体骨折あり
   ・YAM <70%
   ・YAM 70-80%かつ、FRAX 15%以上or大腿骨近位骨折家族歴
  ・ステロイド性
   ・3か月以上使用予定の場合
   ・既存骨折あり or 65歳以上 or PSL 7.5mg/day以上 or YAM <70%
   ・50-65歳(2点)、PSL 5-7.4mg/day(1点)、腰椎YAM 70-80%(2点)の合計が3点以上
 生活指導
  ・転倒しないようにする
  ・重い物を持たないようにする
  ・ジャンプ、背筋運動、片脚立ち、スクワットなどを行う
 市販製品
  ・ダノンデンシア:ヨーグルト。カルシウム350mg、ビタミンD 200IU
 薬剤
  薬価比較:アクトネル75mg 7021円/6か月<24929円/6か月
  種類
   ・活性型ビタミンD製剤
   ・カルシウム製剤
    ・アスパラ-CA
     組成
      ・200mg錠:Ca 26mg
     用法:1200mg/day, 分2-3
     副作用
      ・尿路結石:尿Ca(mg/dl)/尿Cre(mg/dl)が0.3以上にならないようにする
      ・胸やけ(0.1-5%未満)
    ・【後】乳石錠(【般】乳酸カルシウム)
     組成
      ・500mg錠:Ca 65mg
   ・SERM
   ・ビスホスホネート
   ・プラリア皮下注
   ・PTH製剤
    ・フォルテオ(【般/後】テリパラチド):PTH製剤。自己注射。
     効果
      ・椎体骨折抑制効果が最も強い。
      ・除痛効果がある。
     禁忌
      ・高Ca血症
     用法
      ・20ug x 1回/day
      ・初回のみ空打ち:1本で28日使用可能
      ・24か月まで
    ・テリボン
     剤形
      ・皮下注:通院1回/week
      ・オートインジェクター:自己注射2回/week
    ・オスタバロ
     副作用
      ・低血圧
      ・高カルシウム血症(1-5%)
     用法
      ・80ug x 1回/day
      ・18か月まで
     併用注意
      ・活性化ビタミンD製剤
   ・イベニティ皮下注(【般】ロモソズマブ)
    作用機序:抗スクレロスチン抗体
    適応
     ・YAM <70%かつ脆弱性骨折既往
     ・腰椎YAM <60%
     ・椎体骨折2個以上
    用法
     ・210mg/月 x 12か月
     ・投与終了後、骨吸収抑制剤を投与する
     ・1年以上空けて再投与可能
    副作用
     ・低Ca血症
     ・顎骨壊死