周術期血糖管理
術前
・確認項目
・糖尿病に対する現在の治療内容
・目標血糖:空腹血糖140mg/dl以下、食後血糖200mg/dl以下
・時間がある時は、全ての経口血糖降下薬をインスリンに切り替える。
・トレシーバはグラルギン眠前投与に切り替える。
・時間がない時は、下記の要領で中止する。それまでは、可能な範囲でインスリンに置き換える。
・ビグアナイド:前々日に中止(乳酸アシドーシス予防)
・速効型インスリン分泌促進薬:前日夕に中止(低血糖予防)
・SGLT2阻害剤:当日中止(低血糖予防)。泌尿器科手術の場合は、前日に中止(尿糖による感染リスク低減)
・DPP4阻害剤:当日中止(低血糖予防)
・PPARγ作動薬:当日中止(低血糖予防)
術日
・インスリン依存性で1日欠食の場合は、基礎インスリンの減量を考慮(症例157)
術後(症例117)
・輸液に対してインスリンを混注(症例187)
・術式に応じてインスリンを増量
・インスリン必要量大:胸腔鏡手術(症例187)
・SU薬を服用している場合:SU薬中止(摂食不良時の低血糖予防)+血糖スライディングスケール(高血糖予防)
・血糖調整を急ぐ場合:血糖7-8検を行い、各点で血糖に対してスライディングスケール。
・食事が安定したタイミングで経口血糖降下薬を再開していく。
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